# 02. Problem & Solution

## ターゲットペルソナ

**田中拓也（仮名）**
- 32歳、男性、会社員（マーケティング職）、年収550万円
- 東京・三軒茶屋在住、独身
- ランチは月20回外食、平均1,200円
- 海外旅行でメキシコ料理にハマって以来、「本物のタコス」を都内で探し続けている

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## 3つの核心インサイト

### ① 日本のタコスは「ガッカリ体験」が多すぎる
- 市販トルティーヤ使用率：92%（フラワーミックス含むと98%）
- 挽きたてコーン提供店舗：全国でわずか0.3%
- 「現地で食べた感動が、日本では再現されない」が日常

### ② スタンドフォーマットの不在
- 既存メキシコ料理店：座席型・ディナー寄り・客単価3,000円〜
- ファストフード型：味の本物感が薄い、量重視
- 「本物 × 即時消費 × 1,000円台前半」のスイートスポットが空白

### ③ Z世代・ミレニアルの「体験消費」シフト
- 「ガチで本物」「店主の物語」「裏側の見える化」が刺さる時代
- インスタ映え以上に *「本物だと言える根拠」* を求める
- 朝6時からコーンを挽くオペレーションそのものがコンテンツになる

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## 既存タコス市場の3パターンとその限界

| カテゴリ | 例 | 限界 |
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| アメリカ系チェーン | Tex-Mex / TACO BELL系 | 本物感ゼロ、Tex-Mex味 |
| 個人経営本格店 | 都内に20店舗程度 | 客単価3,000円〜、敷居高い |
| ファストフード型 | コンビニ・冷凍タコス | 味の本物感が薄い |

→ *「本物 × カジュアル × スタンド」の象限* がポッカリ空いている。

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## Torty's のソリューション

### 3層の差別化エンジン

**Layer 1：原材料層（圧倒的本物）**
- 業務用石臼ミル（メキシコ製・100kg/日処理）で毎朝コーン挽き
- 生地は最低30分寝かせて発酵風味を引き出す
- 1枚ずつ手押しで焼く（コマル鉄板使用）

**Layer 2：オペレーション層（5分受け取り）**
- カウンター8席＋立ち食いスタンド
- スマホ事前注文（モバイルオーダー）対応
- スタッフ2名で席回転15分の動線設計

**Layer 3：体験層（"本物の根拠"の見える化）**
- オープンキッチンでコーン挽き〜手押し〜焼きまで全工程公開
- 朝6時のコーン挽き動画を毎日Instagram Reelsで配信
- 月1回「コーン挽き体験会」を開催

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## ビフォー・アフター（顧客体験）

| 指標 | 既存日本のタコス店 | Torty's |
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| トルティーヤ | 市販冷凍 | 挽きたてコーン・手押し |
| 客単価 | 1,500〜3,000円 | 1,200円 |
| 受け取り時間 | 15〜30分 | 5分（事前注文） |
| 物語性 | なし | コーン挽きが日々のコンテンツ |
| リピート率 | 月1回 | 月3〜5回（目標） |

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## なぜ今か

- 円安・原材料高で「価格据え置き本物路線」が差別化に
- メキシコ食文化のグローバル成長（NYのbirria taco・LAストリート系がSNSで日本にも到達）
- 業務用石臼ミルのDtoC化（Etsy・Mercado Libreで個人輸入が可能）で初期投資が1/3に
- 三軒茶屋・神泉・代々木上原など「徒歩生活圏×食感度高め」住民層の拡大
